注1)ロジャーズの「無条件の愛」
人とのコミュニケーションにおいて、「受容」「傾聴」「共感」の基本姿勢は、今や誰もが知ることだが、これは、ロジャーズのクライアント中心療法(Client-Centered Therapy)のカウンセリング技法をもとにしている。この技法は現在、カウンセリングの専門領域だけでなく、教育、企業、育児、コミュニティ、ボランティアなどに広く活用されている。ただし、その技法のベースにあるセラピスト側に要求される「自己一致」や「無条件の受容」については、それほど丁寧に伝えられてるとは言えない。
ラビングプレゼンスに出会った時から、これはロジャーズの言う「無条件の受容」「無条件の愛」というものと、重なるだろうと考えていたところ、以下の文章に出会ったので、それをメーリングリストに流した。
以下がその文章だ。

「カウンセリングは、ロジャーズのいう無条件の愛を持って『共にいる』ということに始まります。そして様々な技法の訓練を経て、より深いレベルで『共にいる』ことが中心になることでしょう。ロジャーズは『無条件の受容』について、どうしたら人々がそのようになれるかを教えることができませんでした。NLPはそれを学ぶひとつの道を与えました。
ハコミセラピーはそのためのもうひとつの方法を提供しています。
『愛を持って共にいること(Loving Presence)』というエクササイズがそれです。」(Ron Kultz)
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