トランスパーソナル心理学
1960年代末に、アメリカ西海岸で生まれた心理学の新しい潮流で、心理学の３大潮流（精神分析、行動主義心理学、人間性心理学）に続く、第４の心理学とも呼ばれている。trans（＝超える）personal（＝個人）は、個を超える、自我を超越するという意味を持ち、そこには西洋的自我、西欧社会の個人中心主義の行き詰まりという背景がある。人間は自己実現という段階を更に超えて成長して行く可能性を持つという考え方が基本にあり、東洋の思想や宗教観を取り入れ、多様な文化的価値観を融和を図り、体、心、魂の三者から精神的統合を目的としている。
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